日本の産業を支える製品群

社会資本の起点と言っても過言ではない鉄鋼分野、世界でもトップクラスを誇る船舶分野、人々の暮らしに密着した製品開発に欠かせない石油・製紙分野、エネルギーの安全供給が必須となる原子力分野など、パイテックの製品は様々な分野に深く寄与しています。この他にも、ポンプ・送風機・プレスと、パイテックの高い技術によって生み出される製品群は、産業界の基盤を広く支えているのだそうです。

産業ロールでは、製鉄・製紙・ガラス・フィルム・油脂肥料・歯車など、様々な分野に対応。営業品目も圧延ロールや矯正ロールをはじめ、30種類以上にもわたる幅広さが特徴的です。大口径・長軸対応だけでなく、高精度の鏡面加工を絶対的な強みに置いているといいます。

シャフト製作では、原子力発電・火力発電・船舶製鉄・大型工作機械などの分野に対応。その種類もポンプシャフトやカムシャフト、タービンシャフト、ボーリングシャフトなど各種シャフトからアクチエーター部品にいたるまで、様々な品目が揃っています。特に原子力発電所など、わずかな誤差も許されないシビアな世界で、パイテックはその製品群を任されているようです。超精密な公差対応を得意とするパイテックならではの実績といえるのではないでしょうか。

そして、サクライグループの中でパイテックのみが対応しているのがレベラーロールの製作なのだそうです。パイテックのレベラーロール製作実績は年間2,000本以上にも及び、アルミ向けの高精度加工やクラウン加工などにも対応しているとのこと。更にパイテックでは、レベラーロール製作における短納期対応を目指し、熱処理済みピーニング材を各サイズ在庫確保しているのだそうです。
各サイズあらかじめ処理を済ませておくことで、注文を受けてから行う工程数を短縮でき、短納期化につながるとのことです。年間2,000本もの製作実績があるパイテックであれば、在庫保有のリスクも大幅に軽減できるのでしょう。

また、パイテックではロール・シャフトの製作だけでなく、補修・再生などの依頼も受けているのだそうです。表面の傷や軸の痛みなど、もう使えなくなってしまった製品でも、パイテックの技術と設備にかかれば補修・再生することができるかもしれないといいます。、鍍金や溶射、肉盛りといった作業をあてることにより、ダメージを負った部分を元に戻したり、別の製品へと再生させたりしているのだそうです。

これらはクライアントのコスト削減と同時に、環境対応にも一役買っていることから、年々依頼数も増えているといいます。もし損傷で使えなくなってしまったロール・シャフトなどがあれば、一度パイテックに相談してみるのもよいのではないでしょうか。